塩水うがい って聞いたことありませんか?その名の通り、塩水でうがいをすることです。水でうがいするのとどんな違いがあるのか?正しいうがいの仕方をマスターして口内環境を整えましょう。
うがいの効果とは?
✔風邪・インフルエンザ予防…喉の粘膜と奥にある繊毛には、外から入ってきたウイルスや細菌などの異物を吸着し外に排除する働きがあります。しかし、気温が低くなったり、乾燥などによりその働きが弱まると、ウイルスが侵入しやすくなります。そこで、うがいをすると、喉がうるおい繊毛の働きを高めることができ、ウイルスや細菌の侵入を防ぐことができます。
✔さらに、喉を適度に刺激することで、唾液の分泌を促し、血行促進につながります。
✔他にも、口臭の元になる食べかす、汚れを取り除き、口臭の発生を防ぐ効果もあります。
塩水うがい の効果とは?
うがいを塩水でするとどんな効果があるのでしょうか?
✔塩には殺菌作用があるため、塩水でうがいをすることで、喉に付着した風邪のウイルスをやっつけて、流す効果があります。
また、喉の奥を潤すことで、喉の乾燥やイガイガを防ぐことができます。
✔うがいをすることで、唾液の分泌を促し、唾液の減少が原因で起こる口臭を防ぐことができます。
✔口内炎ができているときは、その付近の歯磨きが十分にできないことがあります。そんな時は、そのままにせず、塩水でうがいをしましょう。口内炎があるからと、口腔内をそのままにしていると、不潔になり治りも遅くなってしまいます。その際塩分が濃いと傷に染みてしまうので気をつけましょう。
塩水うがい の正しいやり方
水100mlに対して、塩ふたつまみくらいの量。塩分が濃いと、口内に炎症があったときに染みてしまうので気を付けてください。
①塩水を口に含み、口を閉じて、ほほの筋肉をしっかり左右に動かすイメージで、15回ほど口の中を洗い、そのまま吐き出します。
②塩水を口に含み、上を向いて口を大きく開け、10秒程「あ~」「お~」など言葉を発しながら行いましょう。
ただし、うがいのやり過ぎに注意しましょう。やり過ぎたり、塩分が濃いと粘膜を傷つけてしまう可能性があります。
口の中を清潔に健康に保つために、そして、風邪やインフルエンザ予防に、適度なうがいをオーラルケアの一つに取り入れましょう。
参考記事→口臭が気になったらまず何をしたらいいの?